修正治療が必要な場合とは
汗とニオイの原因である皮膚の下の汗腺類は、一度取り除いてしまえば、再生することがありません。髪や爪のように「再び生えてくる」ということがないのです。ですから「治療を受けたのに効果がなかった」というのは、汗腺類が充分に取り除けておらず、症状が軽減できていないということになります。
また「治療後しばらくは良かったのに、最近になってまた臭うようになった」というケースもありますが、これも理由は同様です。汗腺類の破壊または除去が不十分であったため、一時的に活動が弱まっていた汗腺類が、時間とともに活発に働き出した…というわけです。
北村クリニックにはこのような「他院で受けた治療の再治療」というリクエストが数多く寄せられます。ですがいずれの場合でも、ていねいな治療で確実に治すことができます。
北村クリニックの「ワキガ・多汗症治療」
当院ではワキガ・多汗症治療として、ふたつの治療法をご用意しています。それぞれに特徴がありますので、患部の状態や汗とニオイの程度、患者様ご自身のご希望などを踏まえ、どちらの治療法が良いか、医師とじっくり話し合うようお勧めします。
まず、専門の医師に相談を
ワキガ・多汗症治療では、注意するべき点がひとつあります。それは、あなたを悩ませる汗やニオイが「本当に病的なものかどうか」ということです。
人間も生物である以上、「100%無臭・無汗」ということはありえません。ですが患者様の中には、通常レベルの汗やニオイにも神経質になってしまい「治っていない!」「再発した!」と過剰反応してしまうことがあるのです。
医師が行うワキガ・多汗症治療は、病的な汗やニオイを通常レベル以下にまで引き下げるために行うもの。そのためにも、今のあなたの汗とニオイがどの程度のものなのか…治療が必要なレベルなのかどうか、医師に相談し客観的な判断を受けることが第一です。
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