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北村クリニックでは、汗とニオイを確実に治す治療として「超音波トリプルメリット法」をご用意しています。これは従来の治療法を組み合わせ、さらにベイザーや高周波などの先端医療機器を応用した、当院独自の治療法です。
この治療法は従来法に比べて患者様への負荷が軽く、しかも高い治療効果を発揮します。ですから他院での治療に満足できなかったという患者様にも、自信を持ってお勧めしています。
従来法のデメリットを克服した複合治療
現在、行われているワキガ・多汗症治療にはいくつかの方法がありますが、いずれも一長一短です。「治療効果は高いが出血が多く、傷跡が残る」「傷跡の心配はないが、治療効果が不安定」…など、「あちらを立てればこちらが立たず」というものがほとんどです。ですが、これら複数の治療法の長所を組み合わせ、デメリットを補うようにすれば、理想的な治療が行えるはずです。そうした考えから開発したのが、当院独自のトリプルメリット法なのです。
この治療では皮膚を切らず、直径数ミリという小さな穴を明けるだけです。そのため傷跡の心配がなく、麻酔にも配慮していますので痛みの心配も不要です。短時間で治療でき、入院も通院もいりません。手術が終わればその日のうちにお帰りいただけますし、当日からシャワーも浴びられます。
患者様の精神的・肉体的・時間的な負荷をできうる限り抑えた、患者様にとってメリットの多い治療法といえます。
先端機器を駆使して高い治療効果を発揮
また、トリプルメリット法は数々の先端機器を取り入れ、高い治療効果を追求しているという特徴があります。
まず、脂肪吸引で活用されている「ベイザー」。このマシンが発生させる「ベイザー波」は特殊な超音波で、狙った組織だけに作用する高い選択性を持ちます。そのためワキの血管や神経を避けながら、汗腺類だけを破壊するということが可能になります。
また治療の効果を目視確認するためには「ファイバースコープ」を使用します。患部の状態を明るく鮮明な画像で見ることができますから、汗腺類の取り残しを容易に見つけることができます。
さらに取り残した汗腺類は「高周波」によって完全に破壊していきます。これを遣うと精密な処置ができるうえ、体への害がありません。
その他、前処置として行う「ハイドロダイゼクション」、汗腺類の破壊を助ける「医療レーザー」、複数の麻酔法を組み合わせた「4段階麻酔システム」など、数多くの最新技術や独自の工夫によって、最高水準の治療効果を発揮してくれるのです。
「超音波トリプルメリット法」治療の手順
手術はまず麻酔からです。改良型「カリフォルニア式局所麻酔」を中心に、「麻酔注射のための麻酔」や、気分を落ち着かせる「リラックス麻酔」などを併用した「4段階麻酔システム」を使用します。同時に「ハイドロダイゼクション」という処置を行い、汗腺類を軟化させ、破壊しやすくしておきます。
麻酔が効いてきたところで皮膚に小さな穴を明け、医療レーザーとベイザー超音波を使って汗腺類を破壊し、吸引除去します。
ひと通り除去できたらファイバースコープを患部に差し込み、取り残しがないか目視確認します。もしも取り残しがあれば、高周波でていねいに処置していきます。この作業を繰り返し、汗腺類がきれいに取り除ければ終了です。
所要時間は両ワキで60分ほどで、術後は患部をしっかり固定しますが、しばらく体を休めていただければ、その日のうちにお帰りいただけます。原則として入院や通院の必要はなく、ワキを濡らさなければ当日のシャワーもＯＫです。
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